- セッション:C-1a 事例セッション
ざんねんスクラムに立ち向かえ!スクラムマスター奮闘記 - スピーカー:内藤 優介さん(富士通エフ・アイ・ピー株式会社)
- レポーター:高橋 知香(公認レポーター)
- 作成日:2015年4月20日
- プロフィール:スクラムマスターの視点でレポートします
- 執筆レポート:http://www.manaslink.com/chika-takahashi
回想しました
「ある機能だけAgileをやれと言われた」とか「ドキュメント書かなくていいのがAgileと聞いて始める」とか、身に覚えのあるお話が続きます。
「スプリント1はなにも出来上がらず、リリースできるものなし」
ああ、スプリント1で出来上がったけど、リリースNGでストーリーポイントゼロでした、私のチームも。
スプリント1でリリースできなかったことで、PO(プロダクトオーナー)も開発チームもどんよりする中、スクラムマスターの私は「だんだん期待値が下がるよりは、最初は低くともどんどん成果が上がるほうがヨシ」と明るく前向きに進めていました。もちろん、いろいろ対応案は考えましたけど。
共感しました
スクラムマスター内藤さんもいろいろと作戦を練ったそうです。
共感したのは
- 命令で動くCommand&Controlなメンバー
- スプリント計画ミーティングで設計してしまう
という問題でした。
私たちも「なにをつくりたいか、なにをしたいか」を話しているつもりで、「どうつくるか」という仕様の話になっていることに、なかなか気づけませんでした。スプリントを繰り返す中で気づきが生まれ、テストファーストではないですが受け入れ条件と仕様を分けて書き出し、だんだんとそれらを分離できるようになったと思います。
検討しました
書記以外、PC持ち込み禁止!集中してもらうため
今度のスクラムチームには兼任者もいるので反発が予想されますが、早速提案してみたいです。
プロダクトオーナー不在のデイリースクラム
問題に挙げていましたが、私はそれも有りなのでは、それが現実なのでは?と感じました。今後も掘り下げて考えたいと思います。
スプリント期間を半分(1週間)にして小さい成功体験を積み上げる
これもいいと思いました。
しかし、価値ある機能を1週間のサイズに小さくできない場合は、どのように考え方を変えればいいのか悩みます。ぜひネットワーキングセッションでお話したかったのですが、人が多くてかなわず残念でした。
反省しました
内藤さんのテンポよい話を聞きながら
余裕ぶってチームへの入り方が甘くなっていないか?私、「政治的には」などと言って目をそむけていないか?私、と反省しきりでした。
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