- 著者:齋藤孝
- 発行所:筑摩書房
- 価格:1,200円+税
- お薦め度:★★★★☆(★5つが最高)
概要
子供の頃、教えられた。準備が大切であると。そのときはその意味なんてわからなかった。単に大切だから、やらなきゃいけないんだろうと。
大人になってもう一度、その意味を教えてもらおうと思った。齋藤さんなら叱らずに、丁寧に、分かりやすく、教えてくれるだろうと思って。
目次
- 第1章 生産性の高いプロの「段取り力」
- 第2章 トラブルに強いタフな「段取り力」
- 第3章 実践編 ケース別「段取り力」
- 第4章 「段取り力」とは何か
- 第5章 「段取り力」の鍛え方
お勧め度
★★★★☆(★5つが最高)
良い本だった。
ただ、私はもう大人だから、たくさんのことが頭に入らない。ノートに書き写したのはたった一つ、この部分だけだ。
段取りを意識することのよさは、先を見越しているので、反復する努力をいとわなくなることだ。先が見えない努力はつらい。しかしこれを続けていれば、必ず質的な変化が起き、少しでも変化すればそこを増幅すればいいと分かれば、反復も続けていける。これが上達の基本だ。(P75)
心にも書き写していこうと思う。何度も何度も。何度も何度も。
柴田 浩太郎 2010.6.12
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。