- 著者:角田 光代
- 発行:文藝春秋
- 価格:543円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
二組四人の女性の物語。お互いがお互いを必要としていたのは何か。何を隠し、何を共有したかったのか。時間と共に変化する心の機微を、著者は丁寧に描いていく。第132回直木賞受賞作。
お薦め度
★★★★☆
彼女たちは、ある日、二人の関係が壊れるかもしれない直接的な質問を相手に投げつける。今まで事を荒立てないよう、細心の注意を払ってきたにもかかわらず、だ。
男の私は、その思いと行動にたじろき、そして気づかされる。彼女たちの友情のあり方に。
2012年08月02日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。