- 著者:畑村 洋太郎
- 発行:講談社
- 価格:533円 + 税
- お薦め度:★★★★★
概要
失敗を学問の位置にまで高めた本。共振が原因で崩壊したタコマ吊り橋のような歴史的事例だけでなく、現代日本の失敗事例も豊富に引用されている。体系立てられた目次を見ても、学問として整理された美しさがある。
目次
- プロローグ 失敗に学ぶ
- 第一章 失敗とは何か
- 第二章 失敗の種類と特徴
- 第三章 失敗情報の伝わり方・伝え方
- 第四章 全体を理解する
- 第五章 失敗こそが創造を生む
- 第六章 失敗を立体的にとらえる
- 第七章 致命的な失敗をなくす
- 第八章 失敗を生かすシステムづくり
- エピローグ 失敗を肯定しよう
お薦め度
★★★★★
社会とともにある現在進行形の学問に興味を持つことは、大人の身だしなみだ。
2012年05月21日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。