- 著者:勝間 和代
- 発行:文藝春秋
- 価格:900円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
エリートの道を進み、そして独立して成功をおさめた著者。しかし「究極の優等生」は同時に、断り下手の「汎用的な人間」であったと告白する。
そんな彼女が-特に日本人が弱いとされる-力の必要性を説く。
必要なことは「To Do List(すべきことリスト)」を作ることではなく、「Not To Do List(断ること、してはいけないことリスト)」を作ることだったのです。(P13)
私たちは自分の扱い方を人に教えている(P131)
努力というのはすなわち、あらゆる人に1日24時間平等に与えられた「時間」という資源をどのくらい、集中して「配分」するかという、「資源配分」の問題なのです。(P173)
目次
- 第1章 総論 「断る力」の圧倒的な効用を理解する
- 第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ
- 第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する
- 第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る
お薦め度
★★★★☆
著者を毛嫌いする人も多いけど、断ることに苦手意識があるなら、目を通す価値はある。
2012年03月24日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。