- 著者:渡邉 泰治
- 発行:株式会社科学同人
- 価格:1700円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
黄金比とは、1対1.6180…の比率のこと。中途半端に見えるこの比率を、なぜ人類が「最高(ゴールド)の比率」と賞賛し名付けたのか。数学的な理由だけではなく、A4用紙の大きさ、カタツムリの渦巻き、富嶽三十六景の神奈川沖波裏などの例もひきながら、その美しさに誘う。
目次
- 序章 黄金比との出会い
- 第1章 もののかたちと黄金比
- 第2章 黄金比を解剖する
- 第3章 生物は黄金比を選択するか?
- 第4章 芸術に見えかくれする黄金比
- 第5章 数学の美しさと黄金比の仲間たち
- 第6章 自然も好む関数の造形と機能
- 第7章 予測困難? 数列が織りなすかたち
- 第8章 情報科学にひそむ「ほどよさ」
お薦め度
★★★★☆
「作品」と「商品」のジレンマに悩みながら、ギャグマンガという消耗激しい世界を勝ち残ってきた考え方は、この混沌とした現代を生き抜くヒントを与えてくれている。
2012年03月14日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。