- 著者:しりあがり寿
- 発行:講談社
- 価格:720円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
朝日新聞夕刊の四コママンガは、どちらかというと下手な部類。その著者が語るマンガのイロハである。技術より気持ちの部分の。
美大からキリンビールに入社。すぐに会社員とマンガ家の、二足のワラジをはき始める。13年続いたその兼業の中で貫いた方針とは…
目次
- 序章 表現してみよう! でも売れなければ!
- 第1章 マンガだからできることって何だろう
- 第2章 マンガを描きはじめる前に
- 第3章 オモシロイことの芽を育てよう
- 第4章 絵コンテからコマ割り、仕上げまで
- 第5章 笑いを考える
- 第6章 マンガ家になる前のこと
- 第7章 二足のワラジで学んだこと
- 第8章 「しりあがり寿」をマネージメントする
- 第9章 『弥次喜多』以降のこと
- 終章 マンガのこれから、ボクのこれから
お薦め度
★★★★☆
「作品」と「商品」のジレンマに悩みながら、ギャグマンガという消耗激しい世界を勝ち残ってきた考え方は、この混沌とした現代を生き抜くヒントを与えてくれている。
2012年03月14日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。