- 著者:池内 ひろ美
- 発行:新潮社
- 価格:680円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
著者の職業は、夫婦問題・離婚コンサルティング。相談を受け、必要であれば各方面の専門家と連携しながら、アドバイスを行うというものである。著者は、数多くの相談の中から妻の浮気に関する13のケースを紹介し、いつ誰に起こってもおかしくないことを、そっと読者の横に置く。
目次
- ケース 1 女になる妻
- ケース 2 同じ顔の男
- ケース 3 秘密任務の男
- ケース 4 三十五歳のシンデレラ
- ケース 5 妻の下着
- ケース 6 ときめきの業界人
- ケース 7 夫の秘密
- ケース 8 初恋に憧れる
- ケース 9 先生の勘違い
- ケース 10 安・近・長と危・遠・短
- ケース 11 飴と鞭の彼
- ケース 12 南国リゾートの妻
- ケース 13 養育費は天引きで
お薦め度
★★★★☆
洞察も鋭い。
男性の好みはさらに顕著だ。女性の場合は、いつも似たタイプの相手を繰り返し選んで浮気をしがちであり、自分の年齢とバランスをとって(自分より年齢が下か上かは好み次第に)相手との年齢差がほぼ一定だ。しかし男性の場合は、そこから年齢という要素を「引く」のである。(P30)
相談料は初回90分2万1000円。値段が高いと感じられるなら、まだ大丈夫…かも。転ばぬ先はなんとやら。知り得た知識を使わないことを祈りながら。
2012年03月08日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。