- 著者:ジョゼフ・ミケーリ
- 翻訳:月沢季歌子
- 発行所:ブックマン社
- 価格:1,500円+税
- お薦め度:★★★★☆(★5つが最高)
概要
「少し高いけど、いい気分にさせてくれる」
スターバックスは、そういう価値を提供し続けるコーヒーショップだ。
この本は、その精神と実践が盛り込まれている。
スターバックスのパートナーがいかにあるべきかは、すべて『グリーンエプロンブック』に示されている。手帳サイズのこの冊子には、「歓迎する」「心を込める」「思いやりを持つ」「豊富な知識を蓄える」「参加する」という5つの気持ちを大切にするということが綴られている。(P6)
「店の前まで来たとき、なんだかおかしいと思ったんだ。看板の電気はついていないし、店の中は真っ暗だった。車を止めてドアのところまで行き、営業時間を確かめると、開店時間より一時間早かった。それでまたあとで来ようと戻りかけた。そのとき、鍵の音がして扉が開いたんだ。そして、顔見知りのバリスタ(コーヒーを作る人)が出てきていったんだよ。『なにか作りましょうか』って」。(P119)
目次
- 法則1 独自の経験を作る
- 法則2 すべてが大切
- 法則3 嬉しい驚きを作り出す
- 法則4 反対意見を受け入れる
- 法則5 足跡を残す
お勧め度
★★★★☆(★5つが最高)
自動販売機の3倍もの値段のするコーヒー。私は、それでも、自分へのご褒美として、たまにスタバに寄っていた。この本を読んで、その寄る回数が増えてしまいそうで怖い..
柴田 浩太郎 2010.4.24
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。