- 著者:蛇蔵&海野凪子
- 発行所:メディアファクトリー
- 価格:880円+税
- お薦め度:★★★★★(★5つが最高)
概要
日本語教師と個性豊かな外国人生徒のやりとり。その第2弾。
笑って、笑って、こっそり冷や汗をかいたというのが、私の本音。
生徒「『着る』の〝ます形〟は『着ます』ですよね。じゃあ「お着になります」と言いますか?」
先生「言いません(尊敬語の基本は『お+ます形+なります』ですが)いくつか例外があるので今から覚えましょうか」P26)
生徒「先生 どうして 日本語には点々がありますか」
先生「点々?」
生徒「『か』に点々で『が』はなぜですか」
..この素朴かつ深淵な疑問に答えるには平安時代まで遡る必要があります(P106)
目次
- 第1章 日本語学校へようこそ
- 第2章 敬語は難しい?
- 第3章 クールジャパンに憧れて
- 第4章 神社へ行こう!
- 第5章 学生vs先生
- 第6章 冬になると
- 第7章 受け継がれるもの
- 第8章 点と丸
- 第9章 ご注意、怖い話あり
- 第10章 教室の外で
- 第11章 番外編
お勧め度
★★★★★(★5つが最高)
このシリーズの良いところは、繰り返し読みたい気にさせるところだ。
イラストのかわいさ、キャラ立ちの絶妙さ、笑いのツボの良さ..。
全てに満点をあげたいと思う。
柴田 浩太郎 2010.4.20
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。