- 著者:古舘 謙二
- 写真:篠塚 則明
- 発行:樹立社
- 価格:1,000円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
今や全国的に有名になった旭川の市営動物園の物語。少ない予算、少ない職員、日本最北の立地的ハンデを乗り越え、一時期は上野動物園を超える入場者数を記録したという。やわらかな文章が気負いなくつづられる。
写真もいい。赤ちゃんと白くまのニラメッコ。ガラス越しにキバをむいてハチミツをなめるニホンザル。人の目の前をゆうゆう散歩するペンギンの集団。
目次
- はじめに
- 行列のできた動物園
- 赤ちゃんが獲物?
- そのまんまを見せる
- 十四枚のスケッチ
- あとがき
お薦め度
★★★★☆
歯医者さんや小児科内科の待合室に置かれるのがふさわしい本。短い時間にさっと目を通すだけで、なごむことができる。気持ちが前向きになる。
2012年02月10日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。