- 著者:金盛浦子
- 発行所:三天書房
- 価格:1,400円+税
- お薦め度:★★★★☆(★5つが最高)
概要
仕事第一!..そういう社風に染まりきっていて妻や子どもを置き去りにしがちなサラリーマンには少々耳の痛い本だと思います..
本書を通じて私が願うのは、あなた(orあなたの夫)が「父親としての幸せ」を存分に味わえるようになることです。いつだって「父親するのって、楽しいよね」と思えるようになることです。当たり前の話ですが、本当の意味での幸せな父親の子どもは、間違いなく幸せに育ちます。楽しく過ごしている父親の子どもは、やはり楽しい人生を過ごすのですから。(P3)
上記の言葉にギクリとするなら、本書から得るものは決して小さくないと思います。
目次
- 第1章 妻の妊娠への対応でわかる「父親適正度」
- 第2章 父親の子ども時代が子どもの幸せを左右する
- 第3章 父親の子育ても出産前から始まっています
- 第4章 オムツ替えしない男性を父親とは呼べない(?)
- 第5章 厳父と子煩悩、どちらがよい父親?
- 第6章 仕事は一人前。それだけでは、たしかに父親失格です
- 付記 「親父の会」に集うお父さんたち
お勧め度
★★★★☆(★5つが最高)
父親として、子どもにどう接すればよいのか。
そんな単純な問いに答えるだけの本ではありません。
本の題名が示すように「ふたりでする」ことの意味や効果、具体的な方法についてもアドバイスが示されています。
子育てということが幸せだということをもっと早く気づくべきだった?
いやいや、今からでも遅くはないのかも知れません..
子どものために、妻のために、自分のために..
柴田 浩太郎 2009.11.27
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。