• 著者:神田昌典
  • 発行所:フォレスト出版株式会社
  • 価格:1,200円+税
  • お勧め度:★★★★★(★5つが最高)

概要

著者と、著者と関わりのあった多くの実践者によってつむぎ出された「仕事のヒント」が、1ページに1つ、格言のように記されている。
各ページの下段には、短い説明文がついていてそのヒントの真意を、分かりやすく解説している。

著者自身が進める、この本の使い方は以下のとおりだ。

『仕事のヒント』は、読む本ではなく、使う本です。
頭で理解する本ではなく、身体で感じる本です。
ですから本棚に飾っておくのではなく、カバンのなかでボロボロにしてください。
キレイに保存するのではなく、書き込みでグチャグチャにしてください。
そのように使っていただきますと、「こんなのは嘘だ!」
「こんなバカなことはあるか!」
と反発を感じることもあるでしょう。それが大切です。(P2)

上記の『反発を感じることもあるでしょう。それが大切です。』は、著書に対する批判を回避するための、よくある逃げ口上ではない。

「読者の価値観に照らし合わせて読んでほしい、そうすれば、必ずや読者の力になる」という著者の信念の表れである。

目次

  • 第一章 モノを売るヒント
  • 第二章 経営のヒント
  • 第三章 生き抜くヒント

お勧め度

★★★★★(★5つが最高)

私は、本を持ち歩く代わりに、強烈にひっかかった28のヒントを自分のノートに書き写した。

もちろん中には反発したくなるヒントも含まれている。

しかし私は信じたい。これらのヒントは私の力になることを。

現在(いま)と未来の自分の力になることを。

柴田 浩太郎 2009.10.3

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。