• 著者:若松義人
  • 発行所:成美堂出版
  • 価格:505円+税
  • お勧め度:★★★★☆(★5つが最高)

概要

本書の目的は「まえがき」にも述べられているが、「あとがき」のこの文章の方が、簡潔で分かりやすい。

これからの日本のモノづくりを支えていく若い人たちにも、トヨタ生産方式に流れている「ものの見方、考え方、仕事の進め方」をなんとか理解していただきたいと考え、本書を執筆しました。(P234)

章立ても、短い単位で区切ってある。

平易な文章も読みやすい。

確かに若い人向きだろう。

目次

  • 第1章 「平均点」で満足するな
  • 第2章 「できる」と思えば何でもできる
  • 第3章 楽にやるな、楽しくやれ
  • 第4章 倍々ゲームで「時間」は増える
  • 第5章 「今」こそがカベの越えどきだ
  • 第6章 「組織の力」を味方につけよ
  • 第7章 「知恵の出どころ」を深く掘れ

お勧め度

★★★★☆(★5つが最高)

私自身は以下の言葉に突き動かされ、さっそく机の周りを整理整頓してみた。

いらないモノを処分することが整理であり、欲しいモノをいつでも取り出せることを整頓という。(P114)

すっきりした。

仕事の効率が上がっただけでなく、心に余裕が出てきた。

柴田 浩太郎 2009.8.29

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。