10月20日(土)に開催される楽天テクノロジーカンファレンス2012。Manaslink公認のレポーター隊が熱いレポートをお届けします!


■公認レポーター 田野口 大樹

自己紹介

はじめまして。たのっちと申します。
今回、縁あって楽天テクノロジーカンファレンスの公認レポーターを務めます。EM ONLINE読者の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は「自己紹介記事」ということなので、手前味噌ではありますが、私とマナスリンクさんの関係と楽天テクノロジーカンファレンスの魅力について紹介いたします。

あの日の誓いを忘れない

実は私、マナスリンクの野口さんとある誓いを立てていました。その誓いを立てたのは昨年の新緑の頃、4月のことです。

アジャイルジャパン2011 のあと、何人かのアジャイリストな方に連れられて、五反田のでり坊で飲む機会がありました。楽しいお酒の場ではありましたが、不覚にも忘れ物をしてしまいました。その忘れ物を預かっていただいたのが、野口さんです。
忘れ物を受け取りに技術評論社を訪ねた際に、野口さんにこう言われました。
「次にここに来るときは、執筆者として来てくださいね」と。

それから1年が過ぎ、私は@ITエンジニアライフコラムを書く機会をいただきました。また、コラムニストとしての活動の一環で、野口さんが編集した『スタートアップRuby』の書評を執筆いたしました。

「これで、あの日の誓いを少しは果たせたかな」——そう思っていた中で迎えた今年のXP祭り、久しぶりに野口さんとお会いしました。XP祭りのLTで「思いついちゃったんだから仕方がない」と勢い余って演ったドラマ『相棒』の右京さんコスを野口さんに撮影していただいたのが、このプロフィール写真です。
そして、あの日の誓いと関係があるかは分かりませんが、野口さんから「楽天テクノロジーカンファレンスのレポーターをやってみませんか」というお話をいただき、今回レポーターを務めることとなりました。

(編集注:XP祭りは、9/15(土)に開催された日本XPユーザグループ主催のイベントです。)

英語弱者にとっての高いハードル

そんな楽天テクノロジーカンファレンス、ようやくエンジニア歴5年めを迎えたアプレンティスの自分には、ちょっとハードルが高いのではないかと感じています。

「継続的デプロイ」や「ビッグデータ」、「アジャイルとイノベーション」に「ソフトウェア開発文化」といった今まさに旬の話題が、全編英語・同時通訳なしで行われるのは、英語弱者なアプレンティスにはハードルが高いものです。しかもそれをレポートする。
きっと野口さんは「これくらいのハードル超えられるよね」と愛を持ってふってくれたのでしょう。さすがです。そして、こうした高いハードルを目の前にして、やる気が湧き上がってくる自分がいます。「ほんと、自分ってつくづく変態エンジニアだな」——そう感じています。

気負う必要はないんだよ

「セッションのスピーカーには英語でおねがいしております。といっても日本人のセッションがほとんどですので、無償の英会話と思ってふらりと来ていただければ。急にみんなネイティブになれるわけでもなし」
楽天かわぐちさんがTwitterでおっしゃった言葉ですかわぐちさんのtweet

気負う必要はないのかもしれません。むしろ「いつかAgile2012のような海外カンファレンスに参加したい」と考えている私のような人間にとっては、この楽天テクノロジーカンファレンスに参加することが、第一歩となるのではないでしょうか。

「そんなこと考えてもみなかった」という方にとっても、楽天テクノロジーカンファレンスは、旬の話題や熱いエンジニアたちに触れられる絶好の機会です。そんな熱いエンジニアの皆さまとお会いできるのを楽しみにしています(もちろん、私は右京さんコスで参加いたします)。

そして、EM ONLINEの読者の皆さまにも、若きアプレンティスならではの視点でレポートをお届けできればと考えております。皆さま、どうぞよろしくお願いします。

 

プロフィール

@IT自分戦略研究所エンジニアライフ コラムニストDevLOVE Pub企画・編集・執筆・販売 担当。

1985年生まれの27歳。TRONの生みの親、坂村 健教授の『痛快!コンピュータ学』を高校時代に読んでネット家電の夢を見たために、大学でコンピュータネットワークを学んだのが全ての始まり。現在は、東京23区外の小さなソフトハウスで要件定義も開発もなんでもやる.NETプログラマ。

アジャイルやリーンスタートアップ、Rubyに憧れを抱いたが、こじらせ具合がひどくなりつつある。DevLOVEすくすくスクラムといったコミュニティでエンジニアマインドを仕込まれた。最近は、銀河英雄伝説に再びハマっている。