- 著者:スティーヴン・ホーキング、レナード・ムロディナウ
- 訳者:佐藤勝彦
- 発行所:ランダムハウス講談社
- 価格:1,800円 + 税
- お薦め度:★★★★☆
概要
物理好きにはたまらないと思う。中でも宇宙の始まりと境界(宇宙の果て)を知りたい人には。
解説は順を追って丁寧だ。物理界の基本となる考え方の遷移もわかりやすい。天動説から地動説、特殊相対性理論から一般相対性理論、そして量子論から統一理論へ。この世界の法則と同化した気分になる。
目次
- 第1章 宇宙について考える
- 第2章 進化する宇宙像
- 第3章 科学理論の本質
- 第4章 ニュートンの宇宙
- 第5章 相対性理論
- 第6章 曲がった空間
- 第7章 膨張している宇宙
- 第8章 ビックバン、ブラックホール、宇宙の進化
- 第9章 量子重力理論
- 第10章 ワームホールとタイムトラベル
- 第11章 自然界の力と統一理論
- 第12章 結論
お薦め度
★★★★☆
途中から眠たくなってしまう人には、新幹線で食べる時速250kmのお弁当や、宇宙戦艦ヤマトのワープについての真田さん説明を思い浮かべると良いだろう。
ドラえもんのタイムマシンに乗った気分で。
2011年10月27日
富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。