• 著者:松本清張
  • 発行所:新潮社
  • 価格:667円 + 税
  • お薦め度:★★★☆☆

概要

作者の代表作だそうだが、やや拍子抜け。解説にもあるが、推理小説として読むよりも、一個の文学作品として読むべきかもしれない。(それにしても、この解説は鋭い。一読の価値あり。)

もし、文学作品として読むならば、その時代をよく知っておくことが条件。私はその条件に当てはまらなかったようだ…

目次

なし

お薦め度

★★★☆☆

平凡だったはずの主人公が、途中から超人離れした推理力を持つ主人公に変身する。違和感を感じた。感情移入ができなかった。

2011年10月19日

富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)

Kohtaro Shibata

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。