- セッション:基調講演2
デジタル革命には アジャイルがよく似合う - レポーター:静(公認レポーター)
- 作成日:2015年5月5日
- プロフィール:テスト担当者から見たAgile Japanレポートをお届けします♪
- 執筆レポート:http://www.manaslink.com/shizuka
「横塚氏の講演は面白いよ!」という前評判を伺っていたのですが、その評判に偽りなし!!セッション構成がよく、話を面白くするテクニックもあり、主張はブレない。実に魅力的な講演でした。
デジタルビジネス革命を生き抜くには
デジタルビジネス革命により、すべての産業において「同じものを売り続ける」ことができなくなっている事例が紹介されました。常にイノベーション力をもつ組織にすること、そして新しいテクノロジーを使って新しい価値を提供し続けることが求められること、企業競争力をつけるためにはスピードが命!アジャイルに決まっている!!……。
確かに最近の技術の進化は速度を増しており、数年前に当たり前だったことが今では使い物にならない、あるいは数年前に考えられなかったことが今では当たり前になっている、という事象はよく目にします。
経営そのものをアジャイルで
開発だけじゃなく、経営そのものをアジャイルでやっていかないといけない時代である。3年先ではなく4半期単位でみなきゃ駄目……。
そういうことを言える経営者がどれだけいるでしょうか?経営者任せにせず自分事にできているエンジニアがどれだけいるでしょうか?
アジャイル開発を行うためにはビジネスアナリシススキルが必要であるという話もされました。私も実感しています。テスト担当者はPOと共にプロダクトの価値を高める役割に適しているため、特にビジネスを意識しないとダメなんだと思うようになりました。
ひとりひとりが月見草を咲かせる
富士には月見草がよく似合う。富士は日本企業で月見草がエンジニア。そういう例えで講演が結ばれました。
月見草として一人一人が花を咲かせて富士の麓を美しく飾れるように、皆で成長しあっていきたいです。
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