ペアでの小ワークを交えた楽しいプレゼンテーション。マルチカルチャーにおけるアジャイルのチャレンジと醍醐味を知ることができた、あっという間の1時間でした。

言葉では伝わらない

ペアワークはスライド上の写真を言葉で伝えるというシンプルなもの。「草原があり、2階建ての家があって、柱に旗があります」。写真を見返すと微妙に違う部分がありました。
日本語でも食い違うのですから、国際チームでは「言葉では伝わらない」と思ったほうがよさそうです。「Agileでも書き物は大事、でも書いても話す」ことが重要なのです。

Agile Japan 2015 基調講演1

(写真提供:筆者)

素早いフィードバック

アジャイルにおけるテストでは、依存関係をなるべく取り除いたうえで実施結果に対して素早いフィードバックが重要となるようです。「信頼の醸成」が重要となってきますね。
アジャイルにおけるバックログの「Done」とは?その共通理解を醸成するために会話する、さらには学習するプロセスを楽しむ必要があるとジャネットさんは言っていました。

Agile Japan 2015 基調講演1

(写真提供:筆者)

まとめ

今年2月までの半年間、筆者はビジネス側オーナーの立場で、米国現地法人のチームと東海岸・西海岸に分かれた開発メンバーとでエンタープライズアジャイルを実施しました。素早いフィードバックは発注者側も必要です。テスト期間中は、東京との時差があると眠れない日々が続きます。
そのような状況に適応していく「Step out from comfortable zone」、さらには、楽しめるチームワーク力が必要な時期がすぐそこまで来ています。

Agile Japan 2015 基調講演1

(写真提供:筆者)


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