※編集注:2013年8月9日に執筆していただいた記事です。
Agile2013を終え、ナッシュビルからトロントに向かう飛行機内でこの記事を書いています。
ありがとう、ナッシュビル!また来るぜ、Agile Conference!
帰路の飛行機でも、みなさんに共有したい出会いと気づきがありました。
■仲間は有名人
「空港行くなら一緒にタクシー乗ろう!」
ホテルの玄関で知り合った男性と相乗りでタクシーに乗りました。お互いAgile2013参加者ということで自己紹介。
「あぁ!楽天、知ってるよ」
「テクノロジーカンファレンスとかやってるよね!」
「楽天の髪の長い彼、知っているよ!」
男性の名前は、Seanさん。なんと川口 恭伸さんのお知り合いでした。
Seanさんは3年連続でAgile Conferenceに参加しており、Agile2011ではアリスター・コバーンさんやマーチン・ファウラーさんにもお会いしたとのこと。世界の狭さと川口さんの知名度の高さに驚きました。
■隣は有名人
機内でHenrik Knibergさんの『Lean from the Trenches』を読んでいたところ、隣から「君もAgile Conferenceに参加したのかい?」と声をかけられました。Henrikさんとは友人だと言うではないですか。
よくよく聞いてみると『The Human Side of Agile』の著者、Gil Brozaさんでした!
『The Human Side of Agile』は、ホテルの書店でも見かけて気になっていたんですが、まさかこんなところでお会いできるとは!
彼はトロント在住で帰るところでした。短い時間ですが、意見交換をさせていただきました。
アジャイルは技術的側面と人間的側面のどちらも考慮する必要があり、片方だけでは足りない。
まず技術的側面からアプローチして定期的に価値を提供できるようにしてから、人間的側面にアプローチするやり方が賢明。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
■リアル改善男現る!
Gilさんとお話していると、もう一人の男性が加わりました。
彼の名前はDave Whiteさん。彼もAgile2013の参加者で、”2011 Microsoft partner of the year” を受賞しているそうです。なにそれすごい。
もっとすごいのは、彼の右腕。
「これを見てくれ!こいつをどう思う?」
すごく……
かっこいいです…
私がPCから「改善」と入力して「これがホンモノの改善だ〜」と説明すると、二人とも喜んでくれました。
「改善」は世界の共通語だと改めて痛感しました。先人に敬礼!
■大御所現る!
飛行機着陸10分くらい前、白髪のおじさまがGilさんに話しかけてきました。
おじさま「ちょっとテストケース作ってくれないかな?」
Gilさん「俺のPCはアメリカ製だぜ」
(カナダではテストケース作らないよ=おことわり)
明らかにAgile2013の参加者だったので、せっかくと思い名刺交換させていただいたら……
『xUnit Test Patterns』の著者のGerard Meszarosさんじゃないですか!
着陸後に少しお話しました!
…まさか普段から読んでいる本の著者とこんなところでお会いできるとは!世界がどんどん狭まってきていることを感じました。
■カンファレンスは人同士のつながり
――カンファレンスとは?
有名人のセッションに参加するのは楽しい!
新しいワークショップを体験するのも楽しい!
最新書籍に出会えて面白い!――
Agile Conferenceの楽しみ方はさまざまですが、どの楽しみ方もその本質は「人と人とのつながり」に出会うことではないでしょうか。
同じような悩みを抱え、必死に考え続け、答えを見つけた人もまだ見つけていない人も、お互いの知見と経験をシェアする。よりよいシステム開発、よりよいビジネスにつなげていく輪を、世界を超えてお互いに構築する。そして、成果を出していく。
そんなつながり作りに参加してみたい、興味があるという方は、是非カンファレンスに参加してください。あなたの世界が広がり、関わり方が変わり始めると思います。
世界は、あなたを待っています!
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1 Comment
The Hiro (Hiro Ito) (@hageyahhoo) · 2013年12月2日 at 10:22
#Agile2013 の最後の記事です~ http://t.co/f8LvHunjZW
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