EM ONLINEの読者のみなさん、こんにちは!EM ZERO Vol.3.2の裏表紙でおなじみの”てつ。”です(笑)。

このEM ONLINE上でジャンルを問わず私の気になる人物を紹介していく新企画(てつ。の小部屋(仮称))、第1回はピアニストの妹尾美穂さんです。


妹尾美穂(せのお みほ)

ピアニスト / 作曲家 / DCFA認定ドラムサークルファシリテーター、岡山県出身

≪ピアニスト≫

くらしき作陽大学卒ピアノ科専攻。クラシックピアノを渡邉康雄氏に師事。8年間小学校で音楽講師を務め、ピアニストへ転向。ジャズピアノを菊池ひみこ、堀秀彰・各氏に師事する。

≪ドラムサークルファシリテーター≫

ドラムサークルファシリテーター協会理事/岡山ドラムサークル【FantaRhythm】主宰

1stオリジナルアルバム「*Ki-Ra-Ri*」とタイトル曲のPV

Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/B004AYXHXE/

公式サイト

http://mihopower.com/


記憶に新しいところでは昨年11月下旬に開かれた林(@essence_s)さんの結婚式二次会でも演奏されたので、EM ZERO/WESTの主な読者層であるITエンジニアのみなさんの中にも彼女の演奏(と笑顔♪)に触れた方がいらっしゃると思います。かくいう私も、 何年か前に「岡山に美人ドラムサークルファシリテーターがいる」という話を耳にしてmixiの岡山ドラムサークルのコミュニティに参加だけはしていたものの、ご本人にお会いしたのはその時が初めて。すっかり彼女の魅力にとりつかれ、それから年末までの間に彼女のライブに4回足を運んでしまいましたとさ。(ほぼ毎週やねw)

で、なぜここで彼女のことを紹介しているのか?それは、彼女の音楽に触れ、活動を知るにつれ、EM ZERO/WESTの主な読者層である「仕事の現場をよりよく、より楽しくしたい」「ITの力で自分の周りを、そして世界を変えていきたい」というITエンジニアと相通じる点が多くあるように感じたからです。ちょっとこじつけっぽいですか?(笑)

今回はご本人へのミニ・インタビュー記事の形で、そのあたりにも踏み込みながら彼女の魅力を探っていきたいと思います。

〜ミニ・インタビュー〜

– ピアニストとしては、オリジナル曲を中心に活動されていますが、曲を作り始めたのはいつ頃ですか?

2007年頃からです。

– 東山魁夷さんの絵画にインスパイアされて生まれたという曲が何曲かありますね。ほかには、どのようにしてオリジナル曲が生まれるのでしょうか?

印象的な景色をみたり、ピアノに向かっているときにふとメロディーが浮かんできます。

– 本格的にピアニストとしての道を歩み始める前にしばらく小学校の音楽講師をされていましたね?

はい。そこで経験したことはすべて自分の身になっています。人前で話すことにも慣れましたし、ドラムサークルなどでファシリテーターをやる上でも子どもたちとの接し方や引き出し方などは大いに役立っています。

– 2010年にファーストアルバムを出し、2011年春には活動の拠点を東京に移すなど、ここ1〜2年で大きな変化がありました。ふりかえってみて、いかがですか?

アルバム制作は自分のオリジナル曲が増えてLIVEでやるうちに熟してきたので、作品をCDにするのがいいかと考えました。そしてLIVEに来てくださるお客さまからもCD発売を望む声が多くなってきたからです。チャンスや人徳に恵まれ、CD発売が現実となりました。そして「もっともっと上手くなりたい!!」という向上心から上京しました。刺激の多い場所で自問自答の日々ですが、とても充実しています。

妹尾美穂さん_1

– ピアニストとしての活動と並行して、ドラムサークルファシリテーターとしても活躍中ですが、ドラムサークルに出会ったきっかけは?

ピアノの師匠でもある菊池ひみこ氏のLIVEでドラムサークルを体験しました。それから直感で「これは、コミュニケーション向上や音楽教育への興味関心を高めるために教育現場に取り入れられる!!」と思い、各地のドラムサークルへ行って勉強を始めました。

– ピアニストとしての妹尾美穂とドラムサークルファシリテーターとしての妹尾美穂で、意識の持ち方や自分自身のあり方において相互に影響することはありますか?

ファシリテーターをやっていて体感し学んだことが、ピアニストの私に影響するものが多くあります。そのひとつに「あるがまま」というキーワードがあります。

– 美穂さんのブログなどを見ていると、「ココロのサプリメント♪」みたいなキーワードが出てきます。また、人と人のつながりをとても大事にされているオーラをビシバシ感じるのですが、美穂さんにとって音楽はどういう存在なのでしょう?

私にとって音楽はコミュニケーションツールです。LIVEの後、ドラムサークルの後、個々に来た方々が帰る頃には、名刺交換したり、話が弾んでいたりするのをみると、とても幸せな気持ちになります。「人を笑顔にしたい」この思いを実現させてくれるのも音楽なんです。

妹尾美穂さん_2

– そういえば、今年も年明け早々から妹尾美穂TRIOとして全国5カ所を回るツアーをはじめ、各地で精力的なライブ活動が予定されています。そんな中で、1月24日の銀座SWINGでのスペシャルLIVEがとても気になっています。これについて少し教えていただけますか?

1月24日に行われるLIVEは、他にないとてもスペシャルな企画です。メンバーはJAZZ界一流プレイヤー:アルトサックス奏者・多田誠司氏、ヴァイオリニスト・牧山純子氏、ベーシスト・鳥越啓介氏、ドラマー・藤井学氏。そしてパーカッショニストでもありドラムサークルファシリテーター協会理事長のペッカー氏をおむかえして、各ミュージシャンのオリジナル曲を中心にLIVEお届けするだけでなく、会場には、ジェンベやアシーコなどの世界の打楽器を約20種類用意して、誰でも簡単にできる全員参加型の打楽器即興演奏(ドラムサークル)。最後はミュージシャンとドラムサークルのコラボレーション。今までにない全く新しいLIVEパフォーマンスです!!

– このサイトおよびフリーペーパー(EM ZERO/EM WEST)の主な読者層であるITエンジニアのコミュニティでも、林(@essence_s)さんのようにチームビルディングなどにドラムサークルを活用 していこうと考える人が増えてきています。一方で、美穂さんもビジネスパーソンが平日の仕事帰りに参加できるようなドラムサークルや婚活ドラムサークルなどを企画されていますね?美穂さんが今後、音楽やドラムサークルを通じて何を(どこを)目指しているのか、その野望を教えていただけますか?

笑顔の種をお届けしたいです。例えば、LIVEに来てくださったお客様が笑顔で帰ってくださるとしますよね♪ そうするとお家に帰っても自然と笑顔で家族に接することになる。そうしたら家族はさらにハッピーになり、また笑顔の数が増える。笑顔がどんどん伝わって日本中、世界中に笑顔の花が咲きますように。決して、人は一人ぼっちじゃないってことを体感してほしいです。

〜まとめ〜

限られたスペースで彼女の魅力の全てを伝えるのはなかなか難しいものです。この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は、是非一度、ライブに足を運んで彼女の魅力を感じてみてください。しつこいようですが(笑)、1/24のスペシャルライブは、演奏もドラムサークルも楽しめて2倍、いや4倍以上楽しいライブになるはずです。

1月24日(火)【妹尾美穂スペシャルlive】

  • ♪多田誠司(sax)
  • ♪牧山純子(vln)
  • ♪ペッカー(per)
  • ♪鳥越啓介(b)
  • ♪藤井学(ds)
  • ♪妹尾美穂(p)
  • ミュージックチャージ:3,680円
  • @銀座 Swing
  • 東京都中央区銀座西2丁目2番地 銀座インズ2-2F
  • LinkIcon03-3563-3757
  • LinkIconhttp://www.xx.em-net.ne.jp/~swing/