Agile Japan 2013 ワークショップセッション C-1
- セッション:アジャイルプラクティス・パターンをつくるワークショップ
- スピーカー:本橋 正成さん(合同会社カルチャーワークス)、羽生田 栄一さん(株式会社豆蔵)
■なぜ、パターン技術を使うのか
パターンライティングとはなんぞやと、全く知らないレベルで本セッションを受講しました。
最初に問われました。
なぜ、パターン技術を使うのか
初心者の私が講義の終わりには答えられるのだ、頑張るぞ!という気持ちになりました。セッションの前にこういうゴールを提示されると、自分の意識の方向性が定まっていいなと感じました。
■パターン化する意味あるじゃん!
ほぼ全編、ワークショップだったので早速その話を。
ワークショップは、6〜7人ほどのチームでパターンを作ります。パターンの作り方は、以下の順番です。
- 解決策
- 結果
- 問題
- フォース
- 文脈
- 名前
まず一人ずつ、最近実行してよかったことを付箋に書いていきます。これが解決策となります。そこから順に、結果→問題→フォース→文脈→名前と掘り下げていきます。
「最近、Jenkinsを導入しました♪」
「おー!いいっすね!それでどうなったんですか?」
「それっぽくなってカッコよくなりました(笑)」
皆さん、同じことに悩んだり、困ったりしていて「あるある!」って何度もうなずきました。
これ重要なんです!
自分が困っていることに対して、他の方が既にアプローチして解決している。「どうやって解決したんですか??」教えてもらえれば、無駄に模索しなくても解決できるかもしれない。
パターン化する意味あるじゃん!
■共有することでもっと良くできる
なぜ、パターン技術を使うのか
自分で良いと思ったことを他人に伝えるため。アジャイルよりももっと広いスコープのコミュニケーション手段のひとつです。同じ環境で同じ問題が発生した場合、解決パターンがあればそれをベースに簡単に解決できます。もしくは、さらに良いパターンに発展させることもできます。
良いモノはみんなで共有して、もっと良いモノにしようと思えたセッションでした。
今回のAgile Japan 2013のテーマ「共に創ろう、日本のアジャイル」にちなんで、共に創ろう、みんなのパターン!!
公認レポーター 西出 皓一
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