- 著者:P.F.ドラッカー
- 訳者:上田惇生
- 発行所:ダイヤモンド社
- 価格:2,000円+税
- お勧め度:★★★★★(★5つが最高)
概要
私は企業内教育でマネジメントを教えていたことがあるが、この本を読まずして、よく恥ずかしげもなく講師をやっていたものだなとつくづく思う。いや、穴があったら入りたい..
リスクを伴う意思決定を行いたいか、行いたくないかは問題ではない。マネジメントは、その責務からして必ず意思決定を行う。違いは、責任を持って行うか、無責任に行うかだけである。(P40)
マネジメントとは一つの仕事である。しかしそれは、マネジャーが専念しなければならないほど時間を要する仕事ではない。(P132)
目次
- 第1章 企業の成果
- 第2章 公的機関の成果
- 第3章 仕事と人間
- 第4章 社会的責任
- 第5章 マネジャー
- 第6章 マネジメントの技能
- 第7章 マネジメントの組織
- 第8章 トップマネジメント
- 第9章 マネジメントの戦略
お勧め度
★★★★★(★5つが最高)
この本を読んで感じる痛みは、マネジメントの始まりの合図だ。
柴田 浩太郎 2011.3.11
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。