- 絵:山藤章二
- 文:吉川潮
- 発行所:講談社
- 価格:1,800円+税
- お薦め度:★★★★☆(★5つが最高)
概要
筋の通った演芸評論家による芸人評論。とは言え、堅苦しいものではない。1芸人につき4ページの文章に、山藤画伯の扉絵がつく。対象は落語家が中心だが役者やテレビタレント、野球選手や政治家も取り上げる。
著者自身あとがきにも記しているが全体的に甘口が多い。もう少し辛口を期待していたが、好きな芸人を中心に書いているなら、これくらいの甘辛比率が妥当なところ。大衆弁当は少し甘めが丁度良い。
目次
- 古今亭志ん朝
- 柳家小さん
- イチロー
- 爆笑問題
- 春風亭小朝
- 桂三枝
- 山田洋次
- 林家たい平
- 柳家花録
- 他 31芸人(グループ含む)
お勧め度
★★★★☆(★5つが最高)
ネット上で立川談志の落語を聞いた、観た、引き込まれた。これが芸か。
柴田 浩太郎 2010.10.11
富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)
社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。
※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。