• 著者:親野 智可等
  • 発行所:宝島社
  • 価格:1,400円+税
  • お薦め度:★★★★★(★5つが最高)

概要

著者は静岡県の公立小学校の現役教師。著者の発行するメールマガジンの読者は1万人を超えるという。

本書はそのメールマガジンに掲載された文章を編集し1冊にまとめたものだ。

特定の教科に偏ることもなく、優秀な子だけに焦点を当てることもなく、受験戦争を否定するわけでもなく、満点の親を求めているわけでもない。

著者は、子供の力を信じている。

そしてまた、その親の力を信じている。

著者はその力が発揮できるよう、さまざまなヒントを提示してゆく。

ほんの少しだけ考え方を変え、ほんの少しだけ工夫してみることの大切さ、そして、その大きな効果について静かに語っていく..

お勧め度

★★★★★(★5つが最高)

環境を整え、やる気を引き出し、やらせてみて、反応をみて、結果に落胆せず、怒らず、あせらず、諦めずに..

それぞれは、確かに少しの力。ただトータルは難しい..

親力は総合力と見た。

柴田  浩太郎 2010.9.23

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。