図書紹介:最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント

  • 著者:岸良 裕司
  • 発行:中経出版
  • 価格:2,000円 + 税
  • お薦め度:★★★★★

概要

2005年に出版された「CD-ROM付 目標を突破する実践プロジェクトマネジメト」の改訂版。前作に比べ、洗練され、読みやすくなった。奥様のイラストも随所に登場、種類も可愛さも増している。

まず問題提起がなされる。人はプロジェクトにおいて、6つの問題行動を起こすという。(P22)

「サバよみ」

「予算と時間をあるだけ使う」

「一夜漬け」

「過剰管理」

「早く終わっても報告しない」

「マルチタスク」

著者の用意した武器は、クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント(Critical Chain Project Management:CCPM)。人の問題行動を無視したり忌み嫌うのではなく、前提として積極的に受け入れることから始める。そして、シンプルで、実践的な解決策を提示していくのだ。

目次

  • 第一章 プロジェクトは人が行うもの
  • 第二章 マルチタスクをなくせ!
  • 第三章 目標を共有せよ!
  • 第四章 成功へのシナリオをつくる!
  • 第五章 期間短縮!
  • 第六章 全体最適の先手管理!

お薦め度

★★★★★

制約理論(TOC:Theory Of Constraints)には、「人はもともと善良である」「モノゴトはそもそもシンプルである」という信念があるそうだ。

著者の明るいキャラクターもあいまって信じたくなる。やってみたくなる。

2012年09月05日

富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)

Kohtaro Shibata

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です