• 著者:東海林 さだお
  • 発行:文藝春秋
  • 価格:1,095円 + 税
  • お薦め度:★★☆☆☆

概要

多くの人の気持ちを代弁した本だが…

目次

見るもの聞くもの、腹の立つことばかり

世の中はズルの壁でできている

セコズル、オバズルが幅をきかす

あのXXズルを摘発せよ!

江ノ島を馬鹿にするものは江ノ島に泣く

他10編

お薦め度

★★☆☆☆

著者の良さは、軽いタッチの語り口と、とんでもないところにいく話の展開さにある。しかしその特徴は、対象をほめる方向に向かえば効果的だが、けなす方向には向いていない。論旨が飛び、説得力に欠けたグチのような散文を読むのは正直苦痛だった。

2012年05月14日

富士通株式会社 柴田浩太郎(Kohtaro Shibata)

Kohtaro Shibata

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介をご本人の許可をいただいて掲載しているものです。