セッション:[Keynote] 開発現場を、駆動せよ -DevLOVE関西Driveがもたらすもの-

スピーカー:中村 洋 (@yohhatu) さん

■DevLOVE関西のきっかけ

オープニングに続き、DevLOVE関西の創立の話から始まりました。

市谷 (@papanda)さんに誘われた中村さんが、3年前「DevKAN」として始めたのが最初で、2011年の開催を経て、今回のDevLOVE関西2012につながっているとのことでした。

市谷さんと中村さんの出会いが無ければ、DevLOVE関西も無かったかもしれないのです。お二人の出会いに感謝です。

 

■DevLOVE関西の精神

DevLOVE関西の基本精神は

  • 誰かの役に立ちたい
  • すばらしいエンジニアをつなげたい
  • そして「現場を変える力

市谷さんのセッションの内容と同様に、土日の勉強会で元気を得ても(中村さんの表現では「HP/MPの回復」)、日常に戻ったら徐々に疲れていくのは非常にもったいない。日常である現場をもっと楽しくしなくてはならないという思いがあるそうです。


Photo:@spring_akiさん

 

■新しい格言

よく勉強会で言われることの一つに「ブログを書くまでが勉強会」というのがあります。しかし、中村さんの考えは違いました。

新しい格言「ブログを書いて、現場を変えるまでが勉強会」!

DevLOVE関西の精神をうまく表した格言だと思います。

 

■開発現場を、駆動せよ

現場を動かす車輪は2つ。
それは「技術」と「マネージメント」。この2つは、車の前輪・後輪のように片方だけでは動かず、2つがそろって初めて車が動きます。

なるほど、現場を表す面白い表現だと思いました。そうすると会社の方針がドライバーとなるのでしょうか。道を誤ると大変そうです。

 

■Driveに必要なもの

前輪と後輪を動かすためのエンジンに当たるのは「Passion(情熱)」であり、Passionは自分自身で燃やし続けるしかないとのことです。

今回のテーマである「Drive(駆動)」
私はその本質は「Passion(情熱)」だと思っています。それは、エンジンでもあり、燃料でもあると思います。

現場が駆動している状態とは、メンバー全員が燃えている状態ではないでしょうか。
大きな力が発揮できると思います。しかし、一人だけが燃えている状態では、いつかは燃え尽きてしまいます。

私も現場を駆動できるまで、疲れそうなときはDevLOVEから「Passion(情熱)」を分けてもらい、いつかは返せるようにがんばろうと思います。


Photo:@spring_akiさん

 

参考


公認レポーター 川辺 卓矢