図書紹介:人体 失敗の進化史

  • 著者:遠藤秀紀
  • 発行所:光文社
  • 価格:740円+税
  • お勧め度:★★★★★(★5つが最高)

概要

人体の構造を解き明かす本。

キーワードは「設計変更」だ。

なぜ、骨はできたのか
なぜ、耳はできたのか
なぜ、へそはできたのか
なぜ、歩くことができたのか
なぜ、心臓は、手は、脳は...

これらの答えを、著者は圧倒的な筆力で語ってゆく。

概して、理科教育が合理的な到達点だけを見るようになると、進化は教育内容から真っ先に外される。なぜなら、進化を学ぶことは、すぐには人の生活に役に立たず、お金にならないからだ。... 読者は、お金にならない進化を学ぶ、いまや類まれな幸せな時間を過ごしているのかもしれない。(P63)

上記の言葉に偽りはない。

知的好奇心を十分に満足させてくれる良書である。

目次

  • 序章  主役はあなた自身
  • 第一章 身体の設計図
  • 第二章 設計変更の繰り返し
  • 第三章 前代未聞の改造品
  • 第四章 行き詰った失敗作
  • 終章  知の宝庫

お勧め度

★★★★★(★5つが最高)

二本足で歩くことの素晴らしさに、あらためて気づかされた

そして、その危うい設計変更の経緯も..

柴田 浩太郎 2009.8.26

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。

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