Agile Japan 2013 ワークショップセッション C-1


こんにちは、六辺です。
ワークショップセッションのひとつめ、午後の最初に行われた「アジャイルプラクティス・パターンをつくるワークショップ」の模様をお伝えします。
agilejapan_パターンワークショップ

■会場の様子

会場は満員御礼、というより、会場の許容量を超えているように見受けられました。熱気とわいわいがやがや感に圧倒されつつ、席を確保。
午後一のワークショップ、ということでお腹いっぱいの身体を全員でうんと伸ばし、緊張もほぐして、スタートです。
agilejapan_アイスブレイク

■コミュニケーションメディアとしてのパターン

さて「なぜパターン技術を使うのか」という問いかけに、皆さんならなんと答えるでしょうか。

わたし自身は、考え方を共有するためのテンプレートとしてパターンを使っていました。と、意識したのはつい最近です。
わたしはエンジニアですが、エンジニア以外の業種の人とビジネスフレームワーク(3C(Customer:市場・顧客、Competitor:競合、Company:自社)など)を使って会話をしたときに、パターンを使っていることを初めて強く意識しました。普段エンジニアの世界にいて、デザインパターンなどの話をすることはあっても、当たり前すぎて意識できていなかったようです。

パターンとは、自分だけが知っていることを他人に伝えるための知識の乗り物

だと、本橋さん、羽生田さんは語ります。
「ビジョンを共有するためのコミュニケーションメディアとしてのパターン」という概念は、パターンを知っている者同士でしか知識を共有できないと思い込んでいたわたしには、とても新鮮でした。

■ワークショップ:プラクティスを作る

ワークショップは、まずチームごとに各自がうまくいった経験のあるパターンを共有することから始まりました。夕会を朝会に変えた人、机のきれい化を進めた人など、各自のノウハウがチーム内に展開されます。
agilejapan_ワークショップの様子

さらにそのノウハウを、「どんな問題を解決したいからそうしたのか」「なぜそれが難しい問題なのか」まで深掘りし、「こんなときに、このパターンが適用可能だ」というストーリーを作ります(プラクティス化)。
最後に、でき上がったプラクティスにキャッチーな名前をつけて発表です。
agilejapan_ワークショップの発表

ピザボードプラクティスや早起きは三文の得プラクティスなど、明日から実行できそうでユニークなプラクティスが共有されました。全体的に、コミュニケーション問題を解決するためのプラクティスが多かったようです。プロジェクトで悩むポイントは一緒なのかもしれません。

■感想

いろんな人と話ができる、話を聞けるのがワークショップの醍醐味、と改めて感じました。
わたしはプロジェクト内の「カイゼン」については挫折の経験しかないので(忙しすぎて行動につながらない、「カイゼン」を心から必要と思っていない、だからやらない、などなど)、皆さんの「うまくいったパターン」にとても励まされました。

パターンはそのまま使うのではなく、自分のチームに必要なかたちに合わせて工夫をし、繰り返し適用してこそのパターンです。朝会ひとつをとっても、たくさんの工夫がありました。

パターンはワンパターンにあらず。
皆さんのパターンを共有できたことが、わたしにとって何よりの収穫です。
agilejapan_ワークショップの感想

時間が足りず「プロジェクトランゲージの深い話」は割愛されたので、是非、次の機会にお伺いしたいです!

■最後に:各チームの成果

最後に、各チームが発表した成果をすべて載せてレポートを締めたいと思います。模造紙の余白と時間の都合上、各自ひとつずつしか自分のパターンを貼ることができませんでした。実際はこの数倍の各自のパターンがあることになります。

agilejapan_ワークショップの成果物1
agilejapan_ワークショップの成果物2
agilejapan_ワークショップの成果物3
agilejapan_ワークショップの成果物4
agilejapan_ワークショップの成果物5
agilejapan_ワークショップの成果物6
agilejapan_ワークショップの成果物7

公認レポーター 六辺 香


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