• 著者:山藤章二
  • 発行所:岩波書店
  • 価格:940円+税
  • お薦め度:★★★★☆(★5つが最高)

概要

魂と技を併せ持つ当代一の似顔絵師。その似顔絵論が展開される。週刊朝日の「似顔絵塾」や「ブラックアングル」に触れていれば楽しさ倍増。

似顔絵とは批評です。(P16)

読みとる方にもかなりのセンスが必要な都会的遊び。(P92)

作者のレベルと読者のレベル、周波数がピチッと合ったとき、快感が生まれるという高度なゲーム。(P95)

似顔絵は「モデル」と「絵」のズレをたのしむゲーム。(中略)重なっている部分(※)が小さいほどキワドイ似顔、つまり難解だと面白い絵になる。 (※文中では図中の斜線部分と表現)(P129)

自身だけでなく塾生の絵の掲載も豊富。文章を読むのが面倒なら絵だけもどうぞ。いい目の保養になる。

目次

  • 序章  写楽が大先輩
  • 第一章 わたしの戯画街道
  • 第二章 キメツケという批評
  • 第三章 テレビ時代の笑い
  • 第四章 諷刺の精神

お勧め度

★★★★☆(★5つが最高)

まず、人物を決めますね。で、アイデアを決め、状況を決める。そこで、このテーマや人物ならこういう技法が向いているな、という順序なんです、だいたい。(P43)

難しいことを簡単に言ってのける。一流の証だ。

柴田 浩太郎 2010.12.28

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。

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