こんにちは、六辺です。2013年6月8日(土)開催予定の「知のフリマ」について、準備中の模様をお伝えします。
通常のイベントとは趣きがちょっと違う、面白い準備の仕方になりました。わたし自身はイベント準備といえば前提条件の確認、担当者の割当、タイムテーブルに線を引くことから始めたい杓子定規な人間なので、今回の進め方は目から鱗でした。
知のフリマとは?
「知のフリマ」とは、ええっと・・・。
と、説明に困ってしまうのは、知のフリマが何でもありの文化祭のようなものだからです。「これこれが目的であれあれをします!」は特になく、あえて言うならばみんなで思いきり楽しむことが目的です。
日時:6月8日(土)終日OPEN 10時くらいから開場予定
場所:3331 Arts Chiyoda 1Fオープンスペース
ちなみに、2012年度の知のフリマはこんな感じですが、今年は今年の、まったく異なる色合いになるのではないでしょうか。
「知のフリマ」の少し変わった準備の仕方
通常、イベントの準備というものは、まず「イベントのテーマ」と「イベントのゴール(達成条件)」が先にあり、そのテーマやゴールに対して、どういった内容のセッションを行うかといった「イベントの内容」を決めていくのが王道だと思います。
知のフリマの準備では、先にイベントのテーマ設定はせず、まずは「とりあえず何かやりたいモチベーション」だけをもとにイベントの内容を固めていきました。会場の特性(元は学校施設、オープンスペース、目の前は公園!)を生かしてやりたいことをスタッフで思いつくままに話していくと、不思議なことにみんなが楽しいことの方向性がある程度見えてきたのでした。
会場下見
会場の1Fのオープンスペースでは、この日はほかのイベントが開催中でした。下の写真のように、外から丸見えです。(うろうろ立ち見しているのはわれわれスタッフです。)階段上のガラス内のスペースとデッキが会場となります。知のフリマ当日はガラスを外してオープンスペースにする予定なので、写真よりもっとオープンな環境になります。
会場の目の前、階段の下は公園です。広い場所を見るとなにかしら飛ばしたり投げたりしたくなるのが人の本能というもの・・・なのか、紙飛行機を皆で飛ばして競い合いたい、公園の端から端まで通信できる方式を考えあいたい、ペットボトルロケットを発射したい、と皆の実験やりたい熱が高まります。
さらに下見終了後も話は続き、終日かけて段ボールハウスのような「場」を作り定点カメラで撮影したい、野点(のだて:屋外での茶会のこと)をやりたい、などと話しながら大量の紹興酒とともに夜は更けたのでした。
まとめ:方向性が見えてきたこと
- 去年の知のフリマの先入観にとらわれず、自由にやりたいことを考えよう
- おもしろい会場の特性(オープンスペース、目の前は公園)を生かしたイベントを考えよう
- とにかく実験がやりたい!
- 個別のセッションがある一方、一日通して「ずっとなにかやっている」ようなセッションがほしい
1 Comment
@Akapon2010 · 2013年4月22日 at 00:24
【チェキら】6/8(土)|知のフリマ、準備中:会場下見~やりたいことが柔らかめに固まるまで(1) http://t.co/P5eGsUWZw4
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