セッション:[A-3] なぜ私はソニックガーデンのプログラマに転身できたのか?

スピーカー:伊藤 淳一 (@JunichiIto77) さん

アジャイルなどで有名な、株式会社ソニックガーデンでご活躍している伊藤さんのセッションとあって、多くの方が参加していました。日本ではまだまだ珍しいリモート勤務をしているとあって、私もどのような話を聞けるのかとても楽しみにしていました。

意外なことに伊藤さんにとっては、今回の発表が公共の場での初めての発表だそうです。

 

■転職のきっかけ

伊藤さんが転職しようと決心した直接の理由は「5年後の自分に不安を感じた」から。技術の停滞、自身の市場価値低下、周りを変えることへの限界。そして、仕事の内容もプログラマーからマネージャへ移行していく。

身につまされる理由が、転職のきっかけでした。

 

■ソニックガーデンを選んだ理由

ソニックガーデン社長・倉貫さんのブログが興味深い内容だったこと。リモート勤務が可能だったこと。なにより「プログラマーを一生の仕事」にしたかったこと。
いろいろな条件を実現可能だったのが、ソニックガーデンだったそうです。

プログラマーを一生の仕事にできる会社なんて、なかなか無いのではないのでしょうか。

 

■ソニックガーデンに入るには?

ソニックガーデンが求めているプログラマー像は「顧客と調整、設計、開発、保守の全部がこなせる人」。そして急激な増員は望んでいないとのこと。

これを聞くと、採用は非常に険しい道だと思いました。

さらに採用試験として、1つの作品の提出を求められるそうです。
小さいお子さまがいる家での作品作りは、ものすごく大変だったと思います。奥さまの協力も多分にあったとのことでした。


Photo:@spring_akiさん

 

■採用された理由は?

伊藤さんが考える採用された理由をいろいろ挙げていましたが、その中で印象に残ったのがいくつかありました。

  • 普段からブログを書いていた。
    ソニックガーデンのメンバーが、伊藤さんの人柄を知ることができた。
  • 美しいコードを書くことの努力を惜しまなかった。
    →普段から継続的に勉強していたことを分かってもらえた。
  • 毎週、進捗報告をしていた。
    →進捗が進まなかったときも報告することで、小まめに報告するまじめな性格だと思ってもらえた。
    →リモート勤務形態を望む上で、重要な事。
  • 「ここしかない」という強い気持ちで食らいついた。
    →常に全力で行動した。熱い気持ちが伝わった。

 

■おさらい

セッションで伊藤さんが伝えたかったことは、ソニックガーデンに転職できたのは、情熱を持って行動したからであり、5年後の自分に不安を抱いている技術者には、5年後の自分を生かせるよう全力で行動してほしいとのことでした。

 

■質疑応答

いろいろ質問が出ましたが、その中で気になった質問が1つありました。

「リモート開発でどうしようもない時とは、どんな時ですか?」

それは、東京のソニックガーデンのメンバーが飲み会や食べに行こうかという話になり、「いってらっしゃい」としか言えなかった時だそうです。
確かにどうしようもないですね(笑。


Photo:@spring_akiさん

 

参考


公認レポーター 川辺 卓矢

One Reply to “なぜ私はソニックガーデンのプログラマに転身できたのか? – DevLOVE関西2012 レポート(6)

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