[早版] Agile Japan 2011 – レポート「アジャイル×テスト開発 in Agile Japan」 (三浦 彩)

「アジャイル×テスト開発 in Agile Japan」 – 細谷 泰夫 氏、他


最後のテーマセッション「アジャイル×テスト開発 in Agile Japan」。
アジャイル開発時のシステムテストの自動化の話を筆頭に興味深い話のオンパレードでした。

冒頭で湯本さんは「ソフトウェアテストにまつわるよくある3つの疑問」というお話をされていました。

  • テストをどこまでやれば十分か
  • テストを設計するとはどういうことか
  • テストを開発するとは何か

この3つの疑問に対して詳しく解説していただきました。

 

また、細谷さんはアジャイル開発の特徴のイテレーション(反復)毎のテスト工数に関しては反復の中で平準化させていかなければならないとおっしゃられていました。その平準化させる一つの手段として「自動化」が挙げられました。

しかし、ソフトウェアの開発に関わっている多くの参加者がシステムテストを自動化できてないという状況のようです。なぜ自動化できないのだろうか?という疑問に対して、自動化をするにあたって2つのハードルがあるとのこと。

まず1つ目は
「システムの構成」
そして2つ目は
「判定できない問題」

であるという。

自動でテストをするにはコンピュータが結果を判断できなければいけない。そのためシステムの構成やテスト対象によっては自動でテストができないという。
特にテストを自動化する上で「テストを自動化するようにつくっていること」はとても重要とのことでした。

 

システムテストを自動化できない以上アジャイル開発を諦める必要があるのか?
答えは「No!」。

テストを自動化できないからアジャイル開発を諦める必要はなく、テストの工数を平準化させるには各イテレーションの目的に着目し、目的に合わせた品質に対して合わせていけばいいとのことでした。

 

他にも興味深い話が多くありました。

現場にアジャイル開発を導入したいと思っているのであれば

  • テストの自動化を考慮してつくる
  • イテレーションの目的をきちんと定める
  • チームで協力して、一緒に考え、一緒につくっていく

これらを考え、実践していけば導入への道が拓けるのではないかと思いました。

 

多くの気付きと多くの刺激を受けたセッションでした。細谷さん、湯本さん、天野さん、永田さんありがとうございました。


– 公認レポーター:三浦 彩 (株式会社オプティム) –

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