[早版] 東京「リーンスタートアップ 新規事業を成功させる4つのステ​ップ」 – Agile Japan 2012レポート(20)

「リーンスタートアップ
 新規事業を成功させる4つのステ​ップ」

和波 俊久氏
セッション詳細


 

Lean StartUp Japan 和波さんから、「リーンスタートアップ 新規事業を成功させる4つのステップ」というテーマで講演とWorkshopを行なっていただきました。

本講演における最も大きなポイントは、「どうやって事業を始めるか」という点です。システムを作る、ではなく、事業を始める、というのが重要です。

 

1.「リーンスタートアップ」とは何か


「リーン(Lean)」の意味

  • 「贅肉のない」「引き締まっている」

「リーンスタートアップ」とは

  • 無駄なく効率的にスタートアップを成功させるための手法
  • 意味としては、「アジャイル」と同様

作ったのはIMVUというスタートアップのCTOだったEric Ries

  • 他の候補として「アジャイルスタートアップ」
    • リーンスタートアップとアジャイルの親和性

リーンスタートアップの大きな特徴

  1. 資金投入前に市場のニーズを確認すること
  2. ニーズを確認しながらアジャイルに開発すること。常に市場のニーズを確認しながら、お金をかけずに速やかに開発

 

2.リーンスタートアップのプロセス


「フィードバックループ」

  1. Idea
  2. Build
  3. Product
  4. Measure
  5. Data
  6. Learn

フィードバックループを回し続けてマーケットに響く解決に近づける

  • どんな製品でも、初めはマーケットのほとんどの人が無関心な状態
  • 小さな製品はマスのマーケットに隠れて目立たない
  • 一方、課題を抱えたユーザーは常に解決手段を探している
  • 課題を抱えたユーザを熱狂的なファン、コアユーザーにする

コアユーザーを見つけ出す

  • コアユーザーが何を望み何を望まないか常に測定
  • コアユーザー像を明確にし、インタビュー

 

3.どうやってアイデアからビジネスにしていくか


スタートアップがアイデアをビジネスにする順序

  • アイデア → 製品 → ビジネス
    • 大半のスタートアップはビジネスに到達する前に撃沈
    • スタートアップにおいて最も困難なポイント

成功事例:iPod

  • “1000 Songs in your pocket!!(1000曲があなたのポケットの中に!)”
  • 「CDを大量に持ち歩きたくない、交換作業も面倒くさい」ユーザの課題
  • 製品の説明ではなく、ユーザの課題に働きかける魅力的なPR
    • 結果、もちろん大成功

 

4.いよいよWorkshop! グループで「仮説」を作る


参加者がグループを組み「仮説」を作る

  • 「仮説」=コアユーザーが「お金を使ってもよい」と考え得る課題
  • 初めは軸とするIT技術を決める
    • クラウド・GPS・音声技術など
  • 軸とするIT技術を用いて製品化・サービス化を考える
  • 最後に、それが「誰の」「何の」課題を解決するかプレゼンテーション

「エレベーターピッチ」によるプレゼンテーション

  • 制限時間『30秒』
  • 短期間で製品の良さ・特徴を知ってもらう
  • 「エレベーターピッチ」の便利なテンプレート

        [潜在的なニーズを満たしたり、抱えている課題を解決したり]したい、
        [対象ユーザ]向けの
        [プロダクト名]という製品は
        [プロダクトが属するカテゴリー名]です。
        これは[重要な利点]ができ、
        [代替手段の最右翼]とは違い、
        [差別化の決定的な特徴]が備わっている

  • 最後のプレゼンテーションもテンプレートに沿って発表

投票して最優秀プレゼン選出

  • 最後の発表に対して参加者は1票ずつ投票

  

5.Workshopの成果


素晴らしい最優秀プレゼン

  • 「合唱などで自分の子どもの声だけ録音したい、お子さまを持つ親御さん向けの、音声認識ビデオカメラ」
  • その製品を使っている人の姿が明確に想像できることが重要

「仮説」からの「検証」

  • 本来は、これに「検証」のフェーズが存在(Workshopでは時間の都合上、割愛)
  • 「仮説」作りと「検証」の繰り返し

お金をかけないブラッシュアップ

  • 解決が絞り込まれる → コアユーザーが明確化・インタビュー可能
  • 全くお金をかけずに実行することが可能

  

6.リーンスタートアップ挑戦者に向けて告知


今年の夏以降、以下のような条件でリーンスタートアップに挑戦の機会を設けたい

  • パーソナル・スマホアプリ(ソーシャル機能無し)
  • クラシックアプリ(メモ帳やカレンダー等、既にニーズのあることが分かってるアプリ)
  • 有料で販売
  • スタート時に登記
  • 3ヶ月で強制解散
  • 3ヶ月間で得た収入は「全額」挑戦者が取得
  • 3ヶ月間の衣食住は保証

腕に自信のある人募集


東京サテライト公認レポーター:泉森 達也
(早版はスピードを重視した版です。内容の充実度よりもいち早く発信することを優先しています。)

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