れごじゃいるのほんしつ:Agile Japan 2013 レポート(8)

Agile Japan 2013 ワークショップセッション C-3


■「すごかったッスよ〜〜」では終われない

本セッションが始まる際に、講師の前川さんから重要な注意事項が説明されました。

自分の「実際」に置き換えて感じるようにしましょう。
ワークショップは楽しいけれど、それだけで終わっちゃダメ。

ガツン!それはすごい衝撃でした。
「セミナーで学んだけれど実際には使えない」ってよく聞く話です。私も実践できているかというと……怪しい。「すごかったッスよ〜〜」では終わらない。何をどのように持ち帰るのか。これが本セッションの私のテーマになりそうな予感がしました。

セッションは以下の流れで進みました。

  1. セッションの説明と自己紹介
  2. 最高の飛行機を作る:10分×2回
    • 10分でアジャイルを体感しつつ、レゴブロックを使って最高の飛行機を作る
    • 最高の飛行機は、2回組み立てるチャンスがある
  3. 締め:参加者全員が輪になって、手拍子と共に一言感想を伝える

■「最高」ってなんだろう?

「最高の飛行機を作る」のお約束は二つ。

  1. 10分で「最高の飛行機」を作る。それを2回行う
  2. もちろん、アジャイル的に進めるコト

アジャイル的って……どんなこと?
朝会、やりますよね?タスクかんばん、とかありますね?KPT(ふりかえり)、大切ですよね?このうち、朝会とKPTは必須、あとはチームに任せる、ということでした。

1回目の挑戦

さて作業開始です。
1回目の10分間はバタバタの連続でした。最高って何?から始まって、レゴを運ぶ人、組み立てる人、設計する人、タイムキーパー、それぞれ作業を割り振って進めました。

最高の飛行機の設計図。
agilejapan_最高の飛行機の設計図
ネコ運輸が使う飛行機、の想定で「でっかくさまざまな種類の貨物を運ぶ」イメージです。

そして出来たもの。
agilejapan_1回目の出来上がり
ちゃんと……イメージ通りですよね?

1回目のKPT
agilejapan_1回目のKPT
最初はアジャイル的にと思っていたものの実際に行ってみると、もう組み立てるのでてんやわんや。タスクかんばん?なにそれ?状態でした。

この後、前川さんがお話したのが次の言葉です。

初めて触れるレゴは、開発環境がわからない状態と同じですね

そうなんです。レゴで「最高の飛行機を作る」ことは、自分たちの実際の業務に当てはめて考えることができるんです。この言葉で「現実に持ち帰るヒント」は至る所に隠れている、そう感じました。

また、会場のモニタに大きく映された「タイマー」は迫力と説得力を持っていました。これも実際の会議でも使ってみたいです。
agilejapan_タイマー

2回目の挑戦

2回目に出来たものは、こちら。
agilejapan_2回目の出来上がり

2回目はチーム内で下記の合意を行ったので、前回よりもスムーズに大きく立派な飛行機を作ることができました。

  • 前回作った「設計図」がある→ターゲットバッチリ!
  • レゴ置場より距離がある「ハンデ」を認識
  • レゴの確保に細かい「目標」(ハネ、タイヤ担当)を作って「明確な責任」が生じた

さて、他チームの成果も紹介しましょう。

優勝チーム。テーマは「お子さんを某テーマパークのダンボに乗せたくて」
agilejapan_優勝チーム

こちらのチームのテーマは「宇宙人が最高の飛行機を求めたら」
agilejapan_宇宙人が求めた最高の飛行機
「四角いレゴを丸くするのは大変でした!」と言うコメントが印象的でした。画像がぼやけているのは宇宙人のせいです(たぶん)。

■夢の世界から現実への #include

ワークショップを終えた直後の感想は「すごかったッスよ〜〜」ですが、その奥にあるもの、それは……、

  • それぞれを「きっちり」やること
  • 同じことを「リズム」で続けること
  • 続けながら変化していくこと

そんなことではないかな、と感じています。
「あじゃいる」ってなんじゃろ?と言う状態で参加しましたが、レゴジャイルを通じてアジャイルのさまざまな要素を感じ取ることができました。

さて、どうやって「現実」に取込みましょう?
夢の世界から現実への取込、まだまだ続きます。

公認レポーター 斎藤 雅敏


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れごじゃいるのほんしつ:Agile Japan 2013 レポート(8)」への3件のフィードバック

  1. きた〜っ!斎藤さん、ありがとうございます。楽しんでいただいた思いが伝わります。RT @em_staff 【AgileJapan2013】れごじゃいるのほんしつ:Agile Japan 2013 レポート(8) http://t.co/ANuryH3hiU #agilejapan

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