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図書紹介:なぜ人は宝くじを買うのだろう 確率にひそむロマン

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  • 著者:岸野正剛
  • 発行所:株式会社化学同人
  • 価格:1,700円+税
  • お薦め度:★★★★(★5つが最高)

概要

「確率」には夢があり、ロマンがある。(P3)

著者はこの思いを、身近な話題を題材にして読者に投げかける。

確かに目次は日常目にする事象ではあるが明確な答えを期待すると肩透かしをくらうので要注意。

例えば本の題名にもなっている第一章の「宝くじを買うかべきか?」という問題提起に対して、著者の回答は以下のとおりだ。

まぜ返すようで申し訳ないが、宝くじの当たる金額の期待値を細かく計算して、損だとか得だとかゴチャゴチャいうような計算高い人は、そもそも宝くじを買わないほうがよいのかもしれない。もしかしたら1億円が、いや2億円が当たるかもしれないのだ。「しれない」のではない。買った人の中には必ず2億円を手にする人が「いる」のだ!これは100%確実な話なのだ。その幸運な人が、もしも、あなただったらどうする!(P19)

目次

  • 第1章 宝くじは買うべきか?
  • 第2章 競馬に賭けるロマン
  • 第3章 冠婚葬祭は重なるもの?
  • 第4章 確率がからむ誤解と先入観
  • 第5章 優等生社長が成功する確率
  • 第6章 甲子園出場と確率-どの地区大会が有利か?-
  • 第7章 サイコロ賭博師メレの成功と没落
  • 第8章 丁か半か-ゼロの発見
  • 第9章 神は存在するのか?-パスカルの賭け-
  • 第10章 株の買いどきはいつ?

お勧め度

★★★★(★5つが最高)

確率の不思議さを感じることができたのは第3章のこの命題。

「何人集まると同じ誕生日の人が一組できるのか」

本書によると、10人集まれば12%の確率で一組できるそうだ。

しかし23人になるとその確率は50%を超え、65人になると99%になるという。

著者のロマン、わかる気がする。

柴田  浩太郎 2009.12.15

富士通株式会社 柴田浩太郎(SHIBATA Kohtaro)

社内プロジェクトマネジメント研修の企画・開発・講師・運営を担当。食べ物は、お好み焼き、たこ焼き、焼きソバなどソース系全般を好む。

※このコーナーはこうたろうさんが知人宛にメール配信されている図書紹介を許可をいただいて掲載しているものです。

 

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